日本経済を学ぶ 10日目 雇用と失業


労働力人口について

労働力人口とは、満15歳以上の人口のうち、就業者や失業者の合計の事をいい、約6600万人います。この中に学生や専業主婦、高齢者や病気やケガで働けない人は含まれていません。

そして、就業者の約7割が三次産業で働いています。
三次産業とは小売業やサービス業を指します。また、就業者の9割が雇用者で、その中の6割が正規社員、残りの4割が非正規社員だと言われています。

僕はかつてちゃんとこの労働力人口に入っていました。しかも高校生になってすぐアルバイトをしたので、比較的早い段階で労働力になっていたんですね。まぁその後は病気をしてしまい、20代前半で脱落です。しかし、今また労働力として復活を果たそうとしています。がんばっぺ!

失業率について

失業奢とは、実際に職探しをしている人の事を言うので、働きたいとは思っているけど職探しをしていない人や、職探しを諦めてしまった人は含まれないようです。

現在の失業率は4%代で、年々少しずつではありますが減少傾向です。
そして、バブル期の失業率はなんと1%代だったそうです。当時はそんだけ労働力が必要だったとしても、みんな一生懸命働いてたんですね。

当然ですが、失業率は景気が良い時は低く、景気が悪い時は高くなります。現在この失業率が高いのは景気が悪い時代が続いたからでしょう。ただ、2013年後半からアベノミクスなどの影響で少しずつ景気は良くなっていると思います。実際それは株高に現れていると思いますし、今後より実感出来るようになると思います。

女性の社会進出

安倍政権になってからよく『女性の社会進出』という言葉を聞くような気がします。
実際安部首相は、成長戦略の1つとして『女性が輝く日本』というのを掲げています。日本は女性が活躍する場というものが極端に少ないようで、それは女性管理職の数に現れています。海外では多くの女性が管理職としてバリバリ仕事をこなしているのに対して、日本では女性の管理職がまだまだ少ないようなのです。

この原因としてはやはり、『男が働き、女は家を守る』という意識があるからでしょう。またそれにより、子育てと仕事を両立しずらい環境であるのも大きな原因です。男性の積極的な育児への参加など、社会全体での意識改革が必要です。

また、育児を終えた女性の復職も重要です。特にこの育児を終えた女性は、働きたいのに仕事が無いから働けないという方がたくさんいるそうです。企業が女性の復職を支援する様な仕組みが必要です。

学生の就職活動

近年の内定率は3年連続で上昇しているそうで、まだリーマン・ショック前の水準には届いていませんが、回復傾向であると言えます。

ただ、恥ずかしいのですが、僕自身はこのいわゆる”就活”というイベントを経験したことがないので、正直どれ程大変なものなのかは想像の域を越えません。

何やら何十社も受けたのに内定が貰えなかったり、そもそもエントリーシートとやらを書くだけでも大変だと耳にします。その後の面接でも面接官から、一休さんに出てくる『とんち』の様な質問をされたり、にわかには信じがたい質問もあるそうですね。

そういった事から学生の間では『コミュ力』という言葉が流行り、いかにコミュニケーション能力があるかを見せられるかが最重要項目のようになっていますが、しっかりと企業は適材適所で人材を選ぶはずなので、正直にありのままの姿を見せる方が良いのでは?とかねてより思っていました。

ということを、高校の面接とバイトの面接と専門学校の面接と、一応企業の面接を1社受けて内定を貰った事のある若造が偉そうに意見を述べてみました。
生意気言って申し訳ありません。

おしまい。


日本経済を学ぶ
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