グロース投資という投資スタイル

株に投資をする時にはいろいろな投資スタイルがあります。成長が見込める企業への投資や、株価が割安な企業への投資などがあり、その中でもどの程度リスクを取って投資するかでも投資スタイルというものは変わってきます。
僕は先日、マネックス証券で行われたオンラインセミナーで、アメリカ株に興味を持ち、その中で初心者におすすめな投資スタイルとして、成長が見込まれる企業への投資である『グロース投資』を知りました。なので、まずアメリカ株についてはこのグロース投資を実践してみようと思います。
とりあえず、僕なりに勉強した『グロース投資』についてまとめてみます。
グロース投資の定義
定義
市場平均よりも遥かに高い成長をしている企業があった場合、PERなどのバリエーションを一切気にせずに、度外視し、これに投資する方法。
このバリエーションというのは、企業の株価が、その企業の利益や資産などの企業価値に対して割安か割高かを判断するための指標です。つまり、グロース投資とは定義の通り、成長を見込める企業への投資であって、株価が高いとか安いなどは一切考慮しない。という投資スタイルです。
ただ、定義にある「市場平均よりも遥かに高い成長」というのをどこで判断するかが問題です。そしてこれを判断するのが決算です。その決算が市場平均よりも遥かにイイ決算だった場合、グロース投資する判断材料になります。
イイ決算とは
では何をもってこのグロース投資に当てはまる“イイ決算”なのか?
それは以下の3つです。
- コンセンサス予想に対して売上高面で予想を上回ること。
- EPSでコンセンサス予想を上回ること。
- 来期以降のガイダンス(企業業績見通し)がコンセンサス予想を上回ること。
この上記3点すべてクリアする決算がイイ決算です。
コンセンサス予想とは、複数のアナリスト(分析する人)によって出される各企業の業績予想の平均です。つまり簡単に言うと『市場参加者の期待値』です。
グロース投資をする上での重要な心得
ここで重要なのはイイ決算だからといって投資しても、それが必ず儲かるかは別だということです。決算は抜群に良かったのにあまり株価は動かない…。ということもあります。
正しいグロース投資
正しいグロース投資は以下の点です。
- 買った直後から利益が乗らなければならない。
- 損切りを躊躇せず行うことが必要。
- 買いコストから8%下がったら必ず売る。
- 集中投資はしない。
グロース投資は、その投資が正しいのか悪いのかがすぐに判断できます。正しいグロース投資というのは、買った直後から利益が乗らなければいけません。つまり、もし買った直後に株価が下がるようであれば、その投資は投資タイミングや銘柄選択を間違っている可能性があります。
また、グロース投資をするなら、損切りを躊躇せずに出来るかが重要です。例えば『買いコストから8%下がったら必ず売る』というように、もしかしたら今後もどるかもしれない…。という期待はしないで、機械的に損切りする必要があります。
さらに、1つの銘柄に集中投資をしてはいけません。いくつもの銘柄に分散投資してリスクを分散させる必要があります。株式市場というのは生き物で、そのに絶対はありません。
グロース投資のまとめ
これが僕なりに勉強した『グロース投資』です。もし間違っている所があったらコメントにて教えて頂けると、とても嬉しいです。
正直、アメリカ株を買おうと決めた今でも、少し怖いです。でも、堀古英司さんが仰っているように、『何もしないリスク』ということを認識してしまったので、ここで動かざるしてどこで動く!?という気概を持ち、アメリカ株を買ってみようと思います。
ただ、ニートということもあって、昼夜逆転生活をしているため、むしろ活動している夜中に市場が開放しているアメリカ株の方が、僕には合っているのかもしれません。違うかッ!笑
おしまい。