ラッセル2000とは?アメリカの代表的な小型株指数


とりあえず下のグラフがラッセル2000の推移です。

ラッセル2000の推移画像

ラッセル2000とは、アメリカの小型株指数です。アメリカで資産運用などのコンサルタントをしているラッセルインベストメント社が1984年に開発した指数です。この他にもラッセル3000とラッセル1000があり、ラッセル1000とラッセル2000はラッセル3000を元に作られています。

ラッセル3000とは、NYSE(ニューヨーク証券取引所)、ナスダック、アメリカン証券取引所に上場している5000以上の銘柄の内、時価総額が上位3000銘柄をピックアップして指数化したものです。

3000という数字には意味があり、3000という数字はアメリカの機関投資家が扱う銘柄数が約3000銘柄である事からきています。また、この3000銘柄の時価総額の合計はアメリカに上場している企業全体の95%を占めています。つまり、株式市場のほぼすべてをカバーしている指数になります。

そしてラッセル1000は、ラッセル3000の上位1000位までの指数で、ラッセル2000はラッセル3000の1001位~3000位までを指数化したものです。ラッセル2000は銘柄数は2000銘柄ありますが、その合計時価総額はラッセル3000の10%程度しかありません。そのため、小型株の代表的指数とされ、アメリカの小型株ファンドの95%もが基準(ベンチマーク)として採用しています。

ラッセル2000が普及した理由

1980年代後半のアメリカ市場は小型株より大型株の方がパフォーマンスがよかった時代でした。しかし当時小型株を運用している小型株ファンドは大型株の指数であるS&P500を基準としていたため、S&P500よりもパフォーマンスが下回る状態が続き、運用成績を正当に評価するためには小型株専用の指数でなければならないという認識が広がり、ラッセル2000が基準として採用され普及しました。

ラッセル2000に採用されている銘柄

ラッセル2000にはお掃除ロボットのアイロボット社やニューヨーク・タイムズが採用されています。過去にはアマゾンやティファーニー、GAPやハーレーダビッドソン、ドミノピザなどもラッセル2000に採用されいました。現在これらの企業は成長しラッセル1000に格上げ採用されています。企業が成長し時価総額が大きくなるとラッセル1000に採用され大型株の仲間入りします。

おしまい。


株の基礎
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