解散総選挙と株には何やら関係性があるみたいです。という事で過去5回の解散総選挙と株価の関係を調べてみました。解散した当日の終値と選挙投開票日前日(前営業日)の終値とを比べ、それぞれ騰落率を算出します。
目次
第1次森内閣 通称『神の国解散/ミレニアム解散』の時(2000年6月2日)
6月25日投開票

(参考元:日経平均プロフィル ©日本経済新聞社)
投票日までの騰落率 1.0%
第1次小泉内閣 通称『構造改革解散』の時(2003年10月10日)
11月9日投開票

(参考元:日経平均プロフィル ©日本経済新聞社)
投票日までの騰落率-1.5%
第2次小泉内閣 通称『郵政解散』の時(2005年8月8日)
9月11日投開票

(参考元:日経平均プロフィル ©日本経済新聞社)
投票日までの騰落率7.8%
麻生内閣 通称『政権選択解散』の時(2009年7月21日)
8月30日投開票

(参考元:日経平均プロフィル ©日本経済新聞社)
投票日までの騰落率9.1%
野田内閣 通称『近いうち解散』の時(2012年11月16日)
12月16日投開票

(参考元:日経平均プロフィル ©日本経済新聞社)
投票日までの騰落率7.9%
選挙期間中の株価は上昇する傾向がある
今回過去5回の選挙期間中の日経平均騰落率を調べてみたところ、選挙期間中の株価には上昇する傾向があるみたいです。
勝率で見れば4勝1敗で、平均騰落率は4.9%と選挙期間中は株にはいいみたいですね。

過去5回を比べただけなので、統計学的には不十分なのかも知れませんが、アノマリー(経験則)としては多少なりとも参考になるかと思います。選挙の時に「ちょっと買ってみるかなぁ…。」程度でも。
おしまい。